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基本用語
Basic1RM
One Rep Max
1回だけ持ち上げられる最大重量のこと。ベンチプレスの強さを示す最もポピュラーな指標。
計算式: 使用重量 ÷ (1.0278 − 0.0278 × レップ数) が一般的。レップ表でも確認できる。
RM(レップマックス)
Repetition Maximum
ある重量を限界まで何回できるかを示す指標。5RMなら5回が限界の重量、10RMなら10回が限界の重量を意味する。
レップ数
Reps / Repetitions
1セット内の反復回数。「10レップ×3セット」のように使う。低レップ(1〜5回)は高重量・筋力向上に、高レップ(12回以上)は筋肥大・筋持久力に向いている。
セット
Set
一連のレップのまとまり。「3セット行う」とは、休憩を挟みながら同じ動作を3回繰り返すことを意味する。
ボリューム(総負荷量)
Volume
重量 × レップ数 × セット数の総量。筋肥大においてボリュームは重要な変数であり、長期的に増やしていくことが成長の鍵。
インターバル
Rest Interval
セット間の休憩時間。筋力向上目的なら3〜5分、筋肥大目的なら1〜3分が一般的。短すぎると次セットのパフォーマンスが落ちる。
体重比
Bodyweight Ratio
ベンチプレス1RMを体重で割った数値。体重52kgで100kgなら体重比1.92。軽量級の強さを評価する際の重要指標。
目安: 体重比1.0以上で中級者、1.5以上で上級者、2.0以上はエリートレベル。
フェイラー(力尽き)
Failure
これ以上レップを続けられない限界の状態。フェイラーまで追い込むことで筋肥大効果が高まるが、毎セットやると疲労が蓄積しすぎるため注意が必要。
スポッター
Spotter
高重量トレーニング時に安全確保のために補助してくれる人。フェイラーした際にバーを受け取ってもらう。自宅トレーニーはセーフティバーが必須。
フォーム用語
Formアーチ(ブリッジ)
Arch / Bridge
ベンチプレスで腰を浮かせて背中に弓なりの反りを作るフォーム。可動域を短縮し重量を伸ばしやすくなる。肩甲骨を固定しやすくなる副次効果もある。
注意: 高すぎるアーチはルール違反になる競技もある。日常トレでも無理な反りは腰への負担になる。
肩甲骨の寄せ・下げ
Scapular Retraction
ベンチプレスでは肩甲骨を寄せて(内転)、下げて(下制)固定するのが基本。これにより肩のインピンジメントを防ぎ、胸への刺激が入りやすくなる。
グリップ幅
Grip Width
バーを握る手幅のこと。広いほど胸への負荷が大きく、狭いほど三頭筋への負荷が増す。一般的には肩幅の1.5倍が標準とされる。
ポイント: 細身・軽量級は三頭筋が弱いことが多く、ナローグリップで三頭筋を鍛えるのが有効。
バー軌道(パス)
Bar Path
バーの上げ下げの軌道。真上下ではなく、胸の下部(乳頭ライン)に向けて斜めに下ろし、肩の上に向けて押し上げるアーチ状の軌道が効率的。
レッグドライブ
Leg Drive
ベンチプレス時に足でフロアを押す力を全身に伝えるテクニック。上体を安定させるだけでなく、重量を伸ばす重要なファクター。
タッチポイント
Touch Point
バーが胸に触れる位置。高い位置(鎖骨寄り)は肩に負担がかかり、低すぎると可動域が狭まる。乳頭ライン〜みぞおちの間が適切なことが多い。
ナローグリップ
Close Grip
肩幅より狭いグリップ幅でのベンチプレス。三頭筋への負荷が強く、補助種目として取り入れることでベンチプレスの重量アップに直結する。
バウンス
Bounce
バーを胸で弾ませて反動を使うチートテクニック。重量を扱えているように見えるが、筋肉への刺激が減り怪我のリスクも上がるため避けるべき。
トレーニング理論
Theoryプログレッシブオーバーロード
Progressive Overload
徐々に負荷を増やしていく原則。重量・レップ数・セット数のいずれかを少しずつ増やすことで筋肉は適応・成長する。筋力向上の最重要原則。
RPE
Rate of Perceived Exertion
主観的運動強度。1〜10のスケールで「あと何レップできたか(RIR)」を基に強度を管理する指標。RPE8なら「あと2回できた」状態。
使い方: メインセットをRPE8〜9で管理することで、疲労を蓄積させすぎずに高強度を維持できる。
ディロード
Deload
意図的に負荷を下げて疲労を回復する期間。4〜8週ごとに1週間、重量を60〜70%に落とす。これにより次のサイクルでより高重量に挑戦できる。
ピリオダイゼーション
Periodization
トレーニングの強度・ボリュームを周期的に変化させる計画方法。筋肥大期・筋力期・ピーキング期などのフェーズを組み合わせて長期的な成長を狙う。
週3分割(PPL)
Push / Pull / Legs Split
プッシュ(胸・肩・三頭)、プル(背中・二頭)、レッグス(脚)の3日に分けるトレーニングスプリット。週3〜6日で各部位を高頻度に刺激できる。
RIR
Reps In Reserve
セット終了時に「あと何回できたか」を表す指標。RIR2なら「あと2回できた」状態でセット終了。RPEと組み合わせて強度管理に使う。
マインドマッスルコネクション
Mind-Muscle Connection
動作中に対象の筋肉を意識的に収縮させること。胸を意識しながらベンチプレスをすることで、同じ重量でも胸への刺激が増す。
コンパウンド種目
Compound Exercise
複数の関節・筋肉群を同時に動かす種目。ベンチプレス・スクワット・デッドリフトが代表例。多くの筋肉を動員できるため高重量を扱いやすく、効率的。
ギア・装備
Gearリストラップ
Wrist Wraps
手首に巻いて固定するサポーター。高重量時の手首の過伸展を防ぐ。ベンチプレスで最初に揃えるべきギア筆頭。素材・硬さ・長さで選び方が変わる。
管理人使用: SBD 60cmモデル。硬すぎず固定力が高くコスパ抜群。
パワーベルト
Powerlifting Belt
腰に巻いて腹圧を高めるギア。胸と腰の両側から圧力をかけることで体幹を安定させ、高重量時の怪我を防ぐ。ベンチより主にスクワット・デッドで効果大。
エルボースリーブ
Elbow Sleeve
肘に装着するサポーター。保温効果で肘関節のウォームアップを助け、高重量時の肘への負担を軽減。痛みがある場合だけでなく予防としても有効。
チョーク(炭酸マグネシウム)
Chalk / Magnesium Carbonate
手に塗ってグリップ力を高める粉末。汗でバーが滑るのを防ぎ、より安定したプレスが可能になる。競技会では必須。ジムによって使用禁止の場合あり。
セーフティバー
Safety Bar / Spotter Arms
バーが落下した時に受け止めるラックのアーム。一人でトレーニングする際の命綱。高さは胸につけた時より少し低めに設定するのが正しい使い方。
ベンチシャツ
Bench Shirt
競技用の特殊な硬いシャツ。バーを胸で受けた際の反発力を利用して超高重量を扱う「ギア種目」で使用。ノーギア(ローシャツ)とは別カテゴリ。
ローシャツ(ノーギア)
Raw / Unequipped
ベンチシャツなしで行うスタイル。リストラップのみ使用可など、競技団体によってルールが異なる。ジムでの一般的なベンチプレスはほぼすべてローシャツ。
怪我・ケア用語
InjuryTFCC損傷
Triangular Fibrocartilage Complex
手首の小指側にある三角線維軟骨複合体の損傷。ベンチプレスで手首に過度な負荷がかかると発症しやすい。管理人が経験した怪我で、3ヶ月の離脱を余儀なくされた。
予防: リストラップで手首を固定し、バーが掌の根元にかかるよう握る。手首を過度に反らせない。
インピンジメント
Shoulder Impingement
肩関節で腱や滑液包が挟まれる状態。グリップ幅が広すぎる・アーチなしのフラットなフォーム・肩甲骨が固定できていないことで起きやすい。
RICE処置
Rest / Ice / Compression / Elevation
急性の怪我(捻挫・打撲など)の応急処置の基本。安静・冷却・圧迫・挙上の4つ。ただし現在はRICE+Optimal Loading(適切な負荷)を加えたPOLICEが推奨されることも。
ローテーターカフ(腱板)
Rotator Cuff
肩関節を安定させる4つの筋肉群(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)の総称。ベンチプレスの高重量トレーニングで酷使されやすく、定期的なケアが重要。
アクティブレスト
Active Recovery
完全休養ではなく、軽いウォーキングやストレッチなど低強度の活動で回復を促す方法。血流を改善し疲労物質を除去する効果がある。
サプリ用語
Supplementクレアチン
Creatine Monohydrate
ATP再合成を助ける化合物。筋肉内のクレアチンリン酸を増やし、高強度の瞬発力・持久力を向上させる。筋トレサプリの中で最も科学的根拠が充実している。
管理人の推奨: 毎日3〜5g摂取(ローディング不要)。安価なモノハイドレートで十分。水分補給を忘れずに。
プロテイン(ホエイ)
Whey Protein
牛乳の乳清から作られるタンパク質サプリ。吸収が速く、トレ後のゴールデンタイムに適している。筋肉の修復・合成に必要なアミノ酸を効率よく補給できる。
BCAA / EAA
Branched Chain / Essential Amino Acids
BCAAは分岐鎖アミノ酸(ロイシン・イソロイシン・バリン)、EAAは9種の必須アミノ酸すべてを含む。プロテインが十分摂れている場合、追加効果は限定的とも言われる。
カフェイン
Caffeine
中枢神経を刺激し、集中力・持久力・筋力発揮を高める効果がある。トレーニング30〜60分前に3〜6mg/kgの摂取が有効とされる。就寝6時間前以降は避けるべき。
ビタミンD
Vitamin D
骨の健康維持だけでなく、筋力・筋肥大にも関与する。日照不足が多い日本では欠乏しやすく、サプリでの補給が推奨される。1日2000〜4000IUが一般的な補給量。