「細身だからベンチプレスは向いてない」「1年じゃ100kgは無理」——そう言われ続けてきた。しかも途中3ヶ月はTFCC(手首の怪我)で完全にトレーニングができなかった。それでも体重52kgのまま、トレーニング歴1年でベンチプレス100kgを達成した。この記事では全記録を正直に公開する。

達成時のデータ
100kg
ベンチMAX
52kg
体重
1年
トレーニング歴

スタート時の状態

トレーニングを始めたのは3年前。当時のベンチプレスは40kgで精一杯だった。体重は50kgほどで、「自分の体重も上げられない」という状況。ジムに行っても周りの人が当たり前に60kg、70kgと上げているのを見て、正直焦りを感じていた。

最初の半年は闇雲にトレーニングをして、重量はほとんど伸びなかった。今振り返ると、細身の人間がやってはいけないアプローチをしていた。

3年間のタイムライン

1
0〜3ヶ月目
40kg → 60kg(暗中模索期)
週4回ジムに通うも食事管理なし。フォームも我流。重量は少しずつ伸びたが、体重は増えず停滞気味。この時期の失敗が後の成長の土台になった。
2
3〜6ヶ月目
60kg → 75kg(食事改革期)
PFCバランスを計算し始め、タンパク質を体重×2g摂取するように変更。体重が52kgで安定し、重量の伸びが加速。この時期が一番楽しかった。
3
6〜9ヶ月目
TFCC発症・3ヶ月完全離脱
手首に激痛が走りTFCC(三角繊維軟骨複合体損傷)と診断。ベンチプレスどころか手首に負荷のかかるトレーニングが一切できなくなった。この時期の経験が怪我ノウハウになった。詳しくは怪我からの復帰記事で。
4
9〜11ヶ月目
75kg → 90kg(フォーム改革期)
怪我中にフォームを徹底研究。復帰後にブリッジの作り方・肩甲骨の使い方を習得してから重量の伸びが一気に加速した。怪我前より明らかに強くなっていた。
5
11〜12ヶ月目
90kg → 100kg達成
ピリオダイゼーションを取り入れた8週間プログラムで一気に突破。トレーニング開始から1年、実質9ヶ月(怪我離脱3ヶ月除く)で体重52kgのままベンチ100kgを達成。

細身が絶対にやるべきこと3つ

① 食事管理を最優先にする

最初の半年で学んだ最大の教訓は「食事なくして重量の伸びなし」ということ。細身の人間は特に食事量が足りていないケースが多い。タンパク質は体重×2g、カロリーは維持カロリー+200〜300kcalを目安に設定した。

② フォームに投資する

重量が伸び悩んでいた時期、一番効果があったのはフォームの見直しだった。ブリッジを作ることで大胸筋への負荷が集中し、一気に重量が伸びた。最初はプライドを捨てて軽い重量でフォーム練習をすることを強くすすめる。

③ 計画的なプログラムを使う

闇雲にトレーニングをやめ、12週間のプログラムを組んで実施するようにしてから重量が安定して伸び始めた。毎回「今日は何をするか」を考える必要がなくなり、トレーニングの質が上がった。

体重52kgでベンチ100kgは「才能」じゃない。正しい食事・フォーム・プログラムを組み合わせれば、細身でも必ず到達できる数字だと断言できる。

使用したギア

重量が80kgを超えたあたりからギアの重要性を実感した。特にリストラップとパワーベルトは投資する価値がある。

管理人が実際に使っているギア

まとめ

体重52kgでベンチ100kgを達成するまでに3年かかった。遠回りもたくさんした。でもその遠回りのおかげで、細身が絶対にやるべきことと、やってはいけないことがわかった。

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